結論から言うと
いちばん役に立つ道具は、比較用の本物のカードです。理想は同じ弾のコモンカード。偽物は、フォント、エネルギーマーク、色、ホロの模様、手ざわり、弾の情報といった細かい部分でミスをしがちです。ただし、経験豊富なコレクターでもひと目ではだまされるほど精巧な偽物もあるので、ひとつのチェックだけでは証明になりません。価値がありそうなカードは、グレーディングの過程で真贋も確認する、信頼できる鑑定会社(PSA、BGS、CGCなど)に出しましょう。
1. 文字とマークを確認する
- フォントと表記:カード名、ワザの説明文、HPを本物と比べます。フォントの違い、誤字、不自然な字間は、偽物の最もよくあるサインのひとつです。
- 海外版の表記:英語版などでは、Pokémonの「é」にアクセント記号が付くのが正式です。偽物ではこれが抜けていることがあります。
- エネルギーマーク:本物のマークはくっきりしていて、大きさも正確です。偽物はぼやけていたり、形がゆがんでいたりします。
- ワザのダメージとHP:そのポケモンにしては異常に高い数値や、存在しないワザは要注意です。
2. 弾の情報を照合する
カードの下部にあるエキスパンションマーク、コレクションナンバー、レアリティマークを確認し、ポケモンカードゲーム公式サイトのカード検索や公式の収録リストと照らし合わせます。そのカードがその弾に、その番号、イラスト、レアリティで収録されているはずです。シークレットレアなどでは、番号が弾の総数を上回るのは正常なこともあるので、推測せず公式のリストで確認しましょう。
3. 色と印刷の品質を比べる
疑わしいカードを本物と並べて、自然光の下で見比べます。偽物は裏面の色が明るすぎたり暗すぎたり、色あせて見えたりすることが多く、渦巻き模様がぼやけていることもあります。ルーペやスマホのズームで見ると、本物は商業印刷による細かく規則正しい網点が見えるのが普通です。ぼやけた画像、ドットが粗い画像、にじんだ画像は、スキャンした絵柄をコピーした可能性を示します。
4. ホロと表面の質感を見る
ホロカードや特別なカードは、偽造の標的になりやすい種類です。ホロの模様、光の反射の仕方、ホロ加工の位置を比べましょう。偽物はカード全体に平坦な虹色のホロがかかっていたり、ホロの位置が違っていたりします。最近の特別なカードの多くは表面に凹凸加工があります。本物には凹凸があるはずなのにツルツルしている場合は、警告サインです。
5. 紙質を確かめる
本物のカードには独特のコシと表面の仕上がりがあります。偽物は薄い、テカテカしている、ろうのような感触、ペラペラといった違いが出ることがあります。明るい場所でカードの側面を見てみましょう。本物は層になった紙でできていて、側面を近くで見ると中央に薄い黒っぽい層が見えるかを確かめるコレクターが多くいます。スマホのライトをカードに当てて透け具合を見る方法も、同じ年代の本物との大まかな比較としてよく使われます。破る、折るといったカードを壊すテストはやめましょう。カードがだめになるうえ、必要もありません。
6. 鑑定済みカードと未開封品をチェックする
- 鑑定済みケース:鑑定会社の公式サイトで認定番号を検索し、カードの情報が完全に一致するか確認します。ケースに開封・細工の跡がないかも点検し、聞いたことのない鑑定会社のケースには注意しましょう。
- 未開封パックやBOX:包装がゆるい、しわが寄っている、のり付けし直した跡がないかを確認します。価値のあるカードを抜いたり入れ替えたりした再封入パック(いわゆるサーチ済み・リシール品)は、よく知られた問題です。未開封品は信頼できる売り手から買いましょう。
- 言語と地域:本物のカードは多くの言語で発売されています。海外版だから偽物というわけではありませんが、公式に発売されたものと一致している必要があります。
7. 売り手の怪しいサイン
- レアカードがたくさん入っていると謳う、安すぎるまとめ売り。
- 実物ではなく画像検索で拾ったような写真で、表と裏の写真がない。
- 側面、裏面、接写を見せたがらない。
- 支払いを急かす、または購入者保護のあるサービスの外での取引を求める。
WorthAIでできること
WorthAIは、写真からカード、弾、バージョンの候補を特定し、似たカードが中古でいくらで売れているかを、推定の根拠となった出品情報と一緒に表示します。特定が違っていたら「結果を改善」で修正できます。この推定は、特に指定がない限り、カードが本物で未鑑定であることを前提にしています。WorthAIは鑑定サービスではなく、カードが本物であることを証明できません。上のチェックを行い、価値がありそうなカードはプロの鑑定会社を利用しましょう。売るときの手順はトレカを売る方法で解説しています。
よくある質問
ポケカの偽物をいちばん早く見分ける方法は?
同じ弾の本物のカードと並べて、フォント、色、裏面、表面の仕上げを比べることです。多くの偽物は、並べるだけで明らかな違いがわかります。
ライトで透かすテストは信頼できますか?
あくまで大まかな比較です。カードの年代や光源によって結果が変わるので、ほかのチェックと組み合わせて使い、証明としては使わないでください。
鑑定済みのポケカが偽物のことはありますか?
はい。偽造ケースや細工されたケースも存在します。鑑定会社の公式サイトで認定番号を確認し、ケース自体も点検しましょう。
WorthAIはポケカの真贋鑑定をしますか?
しません。WorthAIはカードの候補を特定し、本物であることを前提に似たカードの取引価格を推定します。真贋はプロの鑑定会社に確認してください。